なでしこの種を採取する
なでしこの種を採取します。私は、あまりうまく採取できている方ではないと思うんですが、一応私の採取方法を書いておきます。
なでしこの種
なでしこの種は花が咲き終わった後のふくらみの中にできます。私は毎年採取しますが、なかなかタイミングが難しく、気がつくとふくらみがはじけて種が地面にばらまかれてしまっていた、ということもよくあります。
このふくらみごと採取するんですが、早すぎると中の種が育たないし、遅すぎると種がはじけてしまう、というわけで。
しかも、なでしこは受粉しづらいのか、ふくらみができているようでも触ってみるとスカスカというものもあります。どうやら、うまく受粉できていないので種ができていないようなんですね。
なでしこの種を採取する方法
私が毎年採取する方法を書いておきます。
花が終わった後しばらくすると、こんな緑色のふくらみができているはずです。これを触ってみて中身がつまっているようであれば、このまま摘み取ります。もし、さわってみてスカスカだったら、受粉できなくて種が生成されていないか、すでにはじけて種が中に残っていないか、だと思います。
あまり早く摘んでしまうと、中身の種が育っていない可能性があるので、できるだけ固くなってから摘み取るようにしています。
摘み取った後は、紙袋などの通気性の良いものに入れて保管します。新聞紙の上などに広げておくと、乾燥させている間にはじけて種が飛び散ってしまう可能性があるので、注意が必要です。
採取した種は、私の経験上たいてい発芽します。ただし、種をまいてから芽がでるまでは意外と時間がかかるような印象があります。基本的になでしこは強いので、花壇に植えた場合は放置していても翌年芽が出ますけどね。